Monday, April 25, 2005

CM CLIP:050425 「マルハペットフード 黒缶」

マルハペットフード 黒缶」のCMです。

http://www.cat-kingdom.com/kaikan/movie/mo_index.html


猫は健康に興味がない」という切り口を発見したことが、
このCMの最大のポイントだと思います。

そして、欲張って他の余計な要素を入れることなく、
そのポイントだけを伝えることに集中しているのが、
このCMの素晴らしいところです。

このCMを観た人の心の中に、
猫は健康に興味がない→ひとが選んであげないと
というパーセプションが、ばっちり残ると思うんですよね。


「ネコインタビュー・車の下」篇
いちばんいいなと思いました。

マイクを猫パンチするところが、
なんともキュートだと思います。

僕も実家で猫を飼っていたのですが、
猫のボディアクションの中でも、
あの動きってけっこう定番人気だと思うんですよね。

この商品のターゲットである、猫が好きな人は、
あの独特な動きの猫パンチが好きだと思います。


それと、「健康フェチ」という、
それ自体がある意味現代病とも言えるものを
猫という投影対象を通して見せることで、
ちょっとシニカルに風刺しているようなところも好きです。

漱石の『吾輩は猫である』や芥川の『河童』のように―

自らが作り出した価値観に振り回される
滑稽な人間の有り様を尻目に、
自然界で、無為自然に生きる生き物たちは、
「健康」なんてことに気を使うことなく、
ただ、あるがままになすがままに生きている。

そういう、ナチュラルな強さの眩しさみたいなものも、
ちょっと感じたりもしました。

そういうところも、このCMの魅力ですね。

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Friday, April 01, 2005

『四月物語』

きょうは四月一日。

日本に生まれた幸せを感じる一日である。


日本では、四月は、新しい年度のはじまりだ。

明治維新後しばらくは、
グローバルスタンダードである九月スタートを
採用していたらしいが、紆余曲折を経て、
四月スタートに変更したそうだ。

四月をはじまりの月としたことは、
日本政府が過去に行なった全ての意思決定の中でも、
指折りの画期的決定だろう。

咲きほこる桜の木の間を抜けて吹いてくる四月の風には、
希望が成分として含まれている気がする。


五月の風をゼリーにして持つてきてください

と言ったのは詩人の立原道造だが、
五月の風は、いささか甘過ぎる。
(なるほど、ゼリーには向いているかもしれない)

四月の風の、ほのかに肌寒さも残るこの感じ。
この感じがベストだ。

はっぴいえんどの「風をあつめて」の一つも口ずさみたくなる。


この季節になると、必ず観る映画がある。

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Thursday, March 24, 2005

ecotonoha 2005

ecotonoha_800

きょう、3月24日は、愛・地球博の開会式が行なわれました。

渋谷の駅前に、ずいぶん前(たぶん3年ぐらい前?)から
カウントダウンボードが出ていたので、
ついに始まるのかとちょっと感慨深いものがあります。

今回の愛・地球博は、
盲目的に科学技術万歳だった1970年の大阪万博とは違って、
明確に「自然の叡智」をテーマに掲げていることもあり、
地球の未来を生きる子どもを持つ親としても、
かなり注目しています。


愛・地球博とは直接の関係はないと思うのですが、
同じようにエコロジーをテーマで作られ、
去年、世界の広告業界を席巻した、
NECecotonohaの2005年バージョンが、
今月の1日からスタートしてますので、
ご紹介しておきます。

このプロジェクトは、2003年にスタートしたプロジェクトで、
アクセスした人からのメッセージが100件集まる毎に、
オーストラリアのカンガルー島に木を一本植えるという
社会貢献プロジェクトです。

2003年には609本、
2004年には708本の木が植えられたそうです。

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Saturday, March 19, 2005

CM CLIP:050319 「Volkswagen The new Golf GTI」

VW-Singin_In_The_Rain_736

最新号の「shots 87」でも、トップバッターで紹介されていた、
ジーン・ケリー主演の『雨に唄えば』の有名なワンシーンを
現代風にアレンジ&リミックスした、
Volkswagen The new Golf GTI」のCMです。

http://image.guardian.co.uk/sys-video/Media/video/2005/01/27/golfgti.mov


楽しいですね。
理屈抜きに楽しめて、しかもこういうneatなものって
そんなに多くないので、印象に残りました。

今年のカンヌ国際広告祭での受賞も確実と思われます。


このダンスを踊ったDavid Elsewhereに関するBBC NEWSの記事はこちら


この記事の中でかなり驚いたのが、

「セットは、22人の人手を使って、14日間かけて作られた」

というところです。

日本のCMでは、ちょっと考えられないですね。


「いいものを作るには、お金と時間がかかる」

それをしっかり理解して実践しているVolkswagen
やっぱり素晴らしいです。


ちなみに、僕の幼稚園からの幼なじみで、
今は、FedExで働いている親友がいるのですが、
こいつがジーン・ケリーを昔からすごく好きで、
高校生ぐらいの時に、『雨に唄えば』を
ビデオで観させられた記憶があります。

その親友が運営している「宅配タイムズ」という
ロジスティクス業界専門のニュースサイトがありますので、
ロジスティクスな業界の関係者の方がいらっしゃいましたら、
見てやってください。

ちょっと宣伝でした。

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Thursday, March 17, 2005

CM CLIP:050317 「Canon New EOS Kissデジタル」

本日より、新コンテンツ「CM CLIP」を始めることにしました。

スタンスとしては、ネット上でストリーミング視聴可能なCMを
国内・海外問わず、シンプルに紹介していきます。

第1回は、本日3月17日よりOA開始された「Canon New EOS Kissデジタル」のCMです。

http://cweb.canon.jp/camera/kissd/cm/index.html


TUGBOATの新作です。

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Saturday, March 12, 2005

GRV1756

GRV1756_800

前回のblogで、groovisionsの「GRV1756」について触れたら、
「これに収録されてるよ」と親切に教えてくださった方が
いらっしゃいまして、観ることができました。

まさか、こんなに早くGRV1756を観れるとは思いませんでした。
本当にどうもありがとうございます。

つい先日までの僕のように、
groovisionsのGRV1756を観たことがなくて
観たいと思ってらっしゃる方々のために、
ご紹介しておきたいと思います。

Motion Blur: onedotzero : graphic moving imagemakers
という洋書に付いているDVDの中に収録されています。

話に聞いていた通り、GRV1778とテイスト的に似てました。
この、「静かなる疾走感」が心地良いんですよねー。


GRV2153_736

GRV1778というよりも、「SOUND×VISION 2004」に収録されている
「GRV2153(WATARIDORI)」(上の写真がそうです)のほうに、
より似てると思います。

前回のblogで触れたGRV2126も、この系譜ですね。

GRV1756に関してちょっと残念だったのが、画質が悪いこと。
GRV2153(WATARIDORI)に比べると、
エッジがかなり眠い感じなんですよね。
これは、同じDVDに収録されている他の作品も全体的にそうなんですが……。

もちろん、作品そのものの良さが変わるわけではないんですけど。


それはさておき、この本を買って、
非常に収穫だなと思ったことがありました。

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Monday, March 07, 2005

GRV2213

1月19日に、辻川幸一郎さんのスクリーンセーバーをご紹介しましたが、
同じサイトで、これまた素晴らしいスクリーンセーバーが
ダウンロードできるようになってましたので、ご紹介いたします。


groovisionsの「GRV2213」です。


前回同様、下記URLで「groovisions」→「Download」の順に
クリックしていただくとダウンロードできます。

http://www.nissan.co.jp/CUBE/WIRED/


GRV2213_800

もう、この写真を見ていただくと
ピンと来る方はピンと来ると思うのですが、
2002年に発表された「GRV1778」の発展形です。

GRV1778は、2002年当時、
神宮前のhhstyle.comに置いてあった
PioneerのPDPで流れているのを初めて観た時に、

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Friday, March 04, 2005

第42回宣伝会議賞贈賞式

The_42nd_Sendenkaigi_awards

今日、2005年3月4日(金)は、
表参道の青山ダイヤモンドホールにて開催された、
第42回宣伝会議賞の贈賞式に出席してきました。


第一交通産業というタクシー会社の課題で、

バスや電車は近道できない。

というキャッチコピーを書いて、
協賛企業賞という賞を受賞したのです。


今年度の第42回宣伝会議賞は、
応募総数189,211点と史上2番目の応募数があり、
この膨大な数の応募作品の中から、
金賞・銀賞・銅賞(各1点)、CM部門賞(1点)、
審査員奨励賞(5点)、協賛企業賞(52点)、
合計61点の受賞作が選出されました。

昨年度までは、全ての賞の受賞者を
雑誌「宣伝会議」の誌上で発表してきたのですが、
今年からアカデミー賞方式に変更になりました。

協賛企業賞以外の賞については、
12名のファイナリストの中から、
式当日、会場にて各賞の受賞者を発表する
という
初めての試みが行なわれました。

その結果、下記の通りで各賞が決定いたしました。

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Wednesday, January 19, 2005

Time is sugar.

sugar_cube_clock

素晴らしいスクリーンセーバーを見つけましたので、
ご紹介させていただきます。

corneliussketch showのPVディレクターとして
知られる辻川幸一郎さんが制作されたスクリーンセーバー
「SUGAR CUBE CLOCK」です。

下記URLで「Koichiro Tsujikawa」→「Download」の順に
クリックしていただくとダウンロードできます。

http://www.nissan.co.jp/CUBE/WIRED/


クリエイティブって、こういうことだよなと、
改めて思いました。


素晴らしいなと思うポイントは、主に3つあります。

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Saturday, November 06, 2004

世界の広告コレクション No.005 NIKE (United States)

NIKE-Manchester_United


世界の広告コレクション、第5回は、アメリカのNIKEManchester United
(以下United)の広告です。


僕の職種は、コピーライター/CMプランナーなのですが、
ここまでの4回でご紹介してきた広告は、
ビジュアルがアイデアの中心となっている広告ばかりでしたので、
今回は、キャッチコピーがアイデアの中心となっている広告を
取り上げてみました。


いちおう日本語訳を試みてみますと、

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Thursday, November 04, 2004

東京の中心で、土肥とさけぶ

FC_TOKYO-NABISCO_CUP


2004年11月3日、
Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦、
FC東京×浦和レッズの試合が、
東京・国立競技場で開催されました。

以前にも、このblogで書いたのですが、
僕は、FC東京のSOCIO(スペイン語で仲間の意)をやってますので、
当然、国立競技場まで行ってまいりました。


試合は、前半29分に、
東京の守備の要、ブラジル人DFのジャーンが退場したことで、
浦和の強力な攻撃を東京が全員で守るという展開になりました。

東京は、浦和から合計27本ものシュートを浴びながら、
日本代表GK土肥を中心に、魂のこもったディフェンスで守りきり、
PK戦に突入しました。

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Monday, November 01, 2004

いまを生きる

今日、11月1日は、K君の命日である。


2001年11月1日、彼はこの世を去った。


彼は、僕が営業局にいて、某IT企業を担当していた時、
イベント関連の仕事を一緒に担当した仕事仲間だった。


最初に一緒に仕事をしたのは、2000年の夏だった。

2000年の夏と言えば、僕はまだ25歳だったのだが、
彼はさらに一つ若く、24歳だった。

K君は、早稲田の理工学部に在学中に、
バイトでイベントの仕事をしていたのだが、
非常に仕事ができ、彼自身もイベントの仕事が好きだったため、
なんと大学を中退して、電通テックに入社してしまった。


25歳ぐらいの時は、一緒に仕事をする社外の方は、
大体が年上の方という状況であったため、
彼は本当に数少ない年下の仕事仲間だった。

年下ではあったが、営業に異動して来てから、
まだ2、3ヵ月しか経っていなかった僕なんかより、
彼ははるかにイベントの仕事を知っていたし、
慣れない仕事を進めていく上で、非常に頼れる存在だった。

年が近いということもあり、
他の仕事相手の方々と違って、
ちょっと友達的な存在でもあった。

たとえば、こんな感じだった。

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Thursday, October 21, 2004

世界の広告コレクション No.004 ON-COMPUTING (Germany)

ON-COMPUTING-SECOND_HAND_CENTER

世界の広告コレクション、第4回は、ドイツのON-COMPUTINGという
Apple関連のサービスを提供する企業の広告です。


説明は不要だとは思いますが、一応ご説明いたしますと、
「SECOND HAND」というのは、「中古」という意味なんですね。

それで、本来右側しかかじられていないAppleのロゴマークの
左側がかじられているというわけです。

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Wednesday, July 28, 2004

I have a dream

週末、ちょっと前の「R25」を読んでいて、ある記事に目が留まった。

「WEEKLYイベントカレンダー」の7/14のところに載っていた、

チェッカーズ ニューアルバム発売
B面曲を完全網羅した裏ベスト

という記事だ。


チェッカーズと言えば、僕と同じぐらいの世代の人間なら、
だいたいの人が知っているバンドだろう。

僕の場合、特に好きだったわけではないが、
姉が結構好きだったので、聴く機会は割と多かったバンドだ。


チェッカーズと言えば、やはり初期の曲がメジャーなんだろうと思う。
『涙のリクエスト』や『星屑のステージ』とかだ。

しかし、一般的にはあまりメジャーではないと思われるが、
自分の中では、

この曲がチェッカーズの全ての曲の中でベスト

と思っている曲がある。

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Monday, July 12, 2004

世界の広告コレクション No.003 Freia (Norway)

FREIA-CHOCOLATE

世界の広告コレクション、第3回は、
ノルウェーのFreiaというお菓子のブランドの広告です。


左側の写真の構図が、あえて膝下のみにトリミングされていることによって、
この写真のバックグラウンドにふくらむイメージの豊かさは、
それだけでアートとして成立するクオリティを持っていると思うのですが、
右側のチョコレートの商品写真に関するアイデアも素晴らしいです。

説明不要だとは思いますが、父親のぶんのチョコレートの大きさが、
息子のぶんのチョコレートの半分の大きさなんですね。

父親と息子の体の大きさの対比と
不等分に割られたチョコレートの大きさの対比が、
父親の息子を想う気持ちの大きさを表現していて、
とても素敵な広告だと思います。

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